ケンタが来てからというもの、我が家はいつも抜け毛がいっぱい。毎日の掃除が欠かせませんでした。
毎日となるとこれがなかなか大変で、しかも掃除機の電気代も馬鹿になりません。
そこで以前からルンバにとても興味を持っていました。
しかしルンバはアメリカ生まれで日本から購入するには些か大変でした。しかも故障した時のサポートがないのは日常的に使う製品にとっては致命的です。
ところが昨年の秋から日本で正式に販売されることになり、サポートはもちろん、日米の価格差もかなり小さくなりました。
そこで思い切ってRoomba 770を購入したのです。
直径は35cmほどで結構大きく感じます。重さもずっしり。
ホームベースで充電してバッテリーマークが緑色になってから真ん中のクリーンボタンを押すと、「ピポッ!」と音を出してお掃除を開始します。
狭いところにも通れるところには入り込んで真面目に何度もお掃除をします。
音は普通の掃除機に比べればだいぶ静かだと思います。
壁やドアにぶつかる時も割合緩やかな動きになるので衝突音も大したことはありません。事前にインターネットで調べた時には、ぶつかる音がうるさいとか、騒音が絶えがたいような記事も見たことがあるので心配でしたが杞憂でした。ケンタがいる隣の部屋で動かしてもケンタはそれほど気にならないようです。我が家では夜寝ていても寝室以外の部屋であれば動かしても全く問題ありませんでした。
8畳ほどのケンタのいるリビングのルンバの集めた一日量のゴミは写真の通り。
結構たくさん集めてくれます。そして本当にきれいになります。
すぐにゴミがたくさん集められるので、ゴミ捨ては頻繁に行った方が良いでしょう。
私はゴミフルサインが出る前に捨てるようにしています。
それからルンバにはスケジュール機能があります。
一日一回、曜日と15分刻みの時間設定になりますが、これで十分でしょう。
赤外線の壁を作ってルンバの進入を制限するバーチャルウォール機能も便利です。
段差をきちんと認識して落下を防止する能力も優秀で、玄関ホールの掃除も安心して任せられます。
今やリビングはもちろん、客間、寝室、廊下、玄関ホールなどを守備範囲として毎日元気に我が家を駆け巡っています。何か問題がある時はちゃんと日本語で話して教えてくれます。実に優秀なロボット君です。
ケンタの抜け毛が至る所に落ちていた我が家が、最近では苦労することなくずいぶんきれいになりました。
ここまで実用的だとは正直なところ想像していませんでした。
厳しい批評家のママも、ルンバには一目置いたようです。
後はメインテナンス性がどうかということですが、保守用品もかなり安く入手できるようになっています。1年半持つといわれている一番高価なバッテリーも4,000円以下で購入可能です。
電気代も通常の掃除機に比べて10分の1以下ということで、時流にマッチしています。
購入したことはないのですが高価なサイクロン式掃除機を購入するくらいなら、ルンバを購入した方が幸せになれるのではないでしょうか? (私はiRobot社とは全く関係ありませんよ。念のため。)