気持ちはパピー、体は老犬


これって人間と同じかも。
ケンタは来月11歳になります。
でも全然老犬らしく落ち着いてゆったりとしたところがなく、いつも遊ぼう遊ぼうモード全開です。大好きな犬友のママたちに会うと触って触ってと大騒ぎ。大好きなお友達に会うと腰ふりダンスはするは、飛び跳ねて遊ぼうとします。
年甲斐も無く活発な動きをするものだから8月15日ごろから前脚を引きずるようになってしまいました。どうやら左前脚が痛いようです。

当初以前にも何回もやっている軽い捻挫か関節炎でしばらくすれば治るだろうと、それほど深刻には考えませんでした。
でも日を追うごとに脚の引きずりが顕著になってきたので、以前動物病院で処方された消炎鎮痛剤メロキシカム2.5mg2錠が残っていたので1錠を午後2時ごろに与えました。効果はてきめんで夕方の散歩では元気一杯。全く普通に歩けました。

ところが深夜、ケンタが落ち着きなく家の中をウロウロ。さてはと急いで外に連れ出したところ大量の軟便を2回もしたのです。翌日も午前中までは血便が出るほど。明らかに消炎鎮痛剤の典型的な副作用である潰瘍性胃腸炎です。
でも午後には胃腸炎は回復しました。その代わり消炎鎮痛剤の効果は切れてまた脚を引きずるようになりました。

それから一週間、ケンタの脚の具合が一向に改善されないのでとうとう動物病院で診てもらうことにしました。
レントゲンを撮らなければ正確な診断はできないけれど、脚の反射や動きの様子からそれほど重篤な病気ではないだろうということで消炎鎮痛剤を与えてしばらく様子見をすることにしました。副作用が心配だったので前回とは違う消炎鎮痛剤をお願いしたところプレビコックス227を処方されました。

心配された副作用は全く出ず、消炎鎮痛剤が効いている24時間は脚の引きずりも大きく改善されました。でも消炎鎮痛剤の効果が切れるとまた元の木阿弥。いつまでたっても治癒の方向に進まず悪化傾向になります。

これでは埒が開かないと、体の根本的な改善に取り組むことにしました。ケンタの脚の不具合は老化に伴う慢性関節炎だろうと推論し、関節周りの組織の改善を図るためにそれに必要な栄養素の補給を試みることにしたのです。要するにサプリメントで体質改善を図ろうということにしたのです。

動物病院で推奨されたのは「アンチノール 」という有名な犬猫用の関節疾患改善サプリメントです。モエギイガイから抽出した天然脂肪酸が関節周りの組織の修復に寄与するようです。ケンタの体重28.5kgの場合には毎日4粒を2〜3週間続けることで改善効果が見え始めるようです。3週間とすると84粒必要になるわけですが結構高価なサプリなのでそれ以上続けるとなるとなかなか負担が大変です。まあ仕方ないですけれど。ジェネリック的な代替品もありますが、しばらくは実績のある「アンチノール 」で様子を見るつもりです。

「アンチノール 」はまるでイクラのような外観でドッグフードと一緒に与えています。ケンタは薬やサプリを全く嫌わずそのままでも平気で食べてしまうので楽です。

与え始めて今日でちょうど2週間経ちました。
以前は消炎鎮痛剤がなければ満足に散歩もできなかったのに、5日前くらいから消炎鎮痛剤なしでも脚の引きずりが軽度になって、坂道を登る時や早歩きの時以外はわずかに異常を感じられる程度にまで回復してきました。

サプリでここまで効果があるのは初めての経験ですね。ちょっと驚いています。これからは少しずつ投与量を減らしながら様子を見ていくつもりです。今日から毎日3錠にしてみます。

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“気持ちはパピー、体は老犬” への2件の返信

  1. イエローラブの女の子メグ7歳←兄の犬です。
    彼女は、いつも走ってます。かなり前、お庭にお邪魔したことが。元気です。また、ケンタ君にお会いしたいです。
    ところで、妹は、チワワ3歳を飼っいます。
    東金の病院で膝蓋骨骨折症候群がわかり、
    予防にアンチノール飲ませてます。
    かなり、いいサプリらしいです(^。^)
    ケンタ君よくなりますように♡

    1. 覚えていますよ。
      最近お見かけしないのでどうしているかなと思っていました。
      ケンタも足を痛めたのでしばらくはなかなか自由に散歩ができませんが、またお会いできたらいいですね。
      近くにおいでの時は是非お立ち寄りください。
      元気のいいメグちゃんにまた会いたいです。

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