防犯カメラ

私が若い頃は日本はとても平和で、殺人事件などは滅多に起こりませんでした。
ところが最近は毎日のように些細なことで人を殺す事件が頻発しています。
昔と何が変わったのでしょう?
そして事件の解決には今ではそこかしこに設置されている防犯カメラが目覚ましい活躍をしています。
我が街でも時々空き巣や忍び込みが起こっており、自治会でも防犯カメラの設置を検討しているようです。
個人単位でも防犯意識の向上は大切で、常日頃から声かけや挨拶といった誰にでもできることは心がけています。
でも夜中などになるとせいぜい戸締まりをきちんとするくらいしかできません。
そこで一歩進んで防犯カメラを導入することにしました。
しかしあくまでも個人レベルですから費用が最大の障壁になります。
特に屋外設置の防犯カメラとなると配線や風雨に耐える防水仕様が必要で、今までは非常に高価な物しかありませんでした。
ところが最近になって個人レベルの防犯カメラとして非常に魅力的な製品がNETGEARから発売になりました。
Arloという商品で、ベースステーションとカメラ2台セットで4万円を切る価格でした。

2015100101.jpg

我が家では3台のカメラが必要だったのでもう1台追加で購入しました。
このカメラは電池で動くので完全なワイヤレスであることが最大の長所です。見通しで90mの到達距離のWi-Fi接続は通常の住宅であれば何処に設置しても全く問題ないでしょう。
我が家では玄関前と北側通路、南側のウッドデッキに設置しましたが電波の到達強度はいずれも最大でした。
設置は非常に簡単で、付属品のアタッチメントを壁に取り付けてカメラのマグネットで固定したり、鉄板製の物置に直接マグネットで固定したり、カメラ用の三脚で固定したりして設置しました。

2015100103.jpg 2015100104.jpg
2015100105.jpg

カメラの視野は広く、さすがに周辺は収差で強く歪むものの、視認性は良好です。赤外線ライトを備えていて、夜間での稼働も問題ありません。

2015100106.jpg 2015100107.jpg

動体検知も優秀ですが、あまり遠いところは駄目ですね。せいぜい3mくらいでしょうか?

それと庭木や鉢の植物の葉が揺れたりすると反応してしまうのがちょっと残念です。カメラの視界内にはなるべく普段は動くものがない場所を選ぶべきでしょう。
カメラは1台ずつ画質、記録時間、感度設定などができます。また、動体検知時間をスケジュール化することも、手動でオンオフすることもできます。

記録されたビデオはNETGEARのサーバーに記録され、1週間分保管されます。ずっと保管したければサーバーからダウンロードすることもできます。接続できるカメラ台数はベーシックプラン(無料)では5台までです。

幸いなことに今のところ不審者の侵入は検知されていません。
動体検知されると枕元にあるiPod Touchからチャイムが鳴ってすぐに分かるようになっています。個人レベルでできる防犯対策としてはこの程度が手頃なのではないでしょうか?