先日衝動買いした最新のパーツで組み上げたSuperKentaは、今では押しも押されぬ我が家のメインマシーンの地位を獲得しました。
しかし8個のスレッドを持つi7を目一杯働かせるのは結構大変です。いつもは1スレッドで10%も使っていません。
TMPGEnc 4.0 XPressでもせいぜい20%使うかどうかといったところで、発熱も20℃前後とほとんどありません。
これでは宝の持ち腐れです。
そこでi7にその性能に見合う本来の働きをしてもらおうと色々考えました。
その結果、TMPGEnc 4.0 XPressのバッチエンコードツールに複数のプロセスを登録して、並行して実行させればよいということが分かりました。
こんな感じでとりあえず4個のプロセスを登録して実行させてみました。
そうすると8個のスレッドが満遍なく使用されるようになっているのが分かります。
しかもCoreTemp32の示す温度も50℃を超えるようになりました。
ようやくCPUの力を無駄なく使えるようになったようです。
その後6から8個くらいのプロセスを登録すればCPU使用率を90%以上にすることができることを確認しました。その時のCPU温度はまだ60℃以下でした。この程度であれば真夏になっても安心していられそうですね。
補足です。
ここまでの記述はDivXへのエンコードの場合です。
MPEG-4 AVCへのエンコードの場合には、一つのプロセスだけで90%以上のCPU使用率になってしまうので、たくさんのプロセスを同時に走らせるとエラーでプログラムが停止してしまいます。
従ってMPEG-4 AVCの場合はせいぜい3つのプロセスが限界で、安全を見るなら2つまでに抑えた方が良いでしょう。