7月16日から8月14日までの実績が出ました。
総発電量は801KWh、買電は203KWh、売電は596KWhでした。
電力購入代金は6,407円、売却代金は25,032円で、電気代としては18,625円の黒字です。
ガス代は2,600円ほどです。
光熱費トータルでは先月と同じく16,000円ほどの黒字になりました。
今年の夏は記録的な猛暑で、晴れている日は多かったのですが、太陽光発電能力がかなり落ちました。
4月から5月にかけては、一日中晴れていれば一日の発電量は40KWhを楽に超えていたのですが、今月のような猛暑の時にはせいぜい30KWhの前半程度にまで落ち込みました。
猛暑の時に発電量が落ちる最大の原因はパワーコンディショナーのオーバーヒート保護装置だと思います。30℃以上になるとこれが働き始め、最近のような猛暑で35℃以上になると20%以上出力をダウンさせて熱の発生を抑制しているようです。パワーコンディショナーのインジケーターに「抑制」の文字が出たら保護装置が働いているということです。
今日も昼過ぎにこの「抑制」の表示が出て、良く晴れているのに一時は3.5KWにまで出力が低下しました。この時パワーコンディショナー付近の温度を測ってみましたが、何と40℃!
洗面所の天井付近で風通しも良くないので高温になりやすいのでしょう。すぐに扇風機で風を送ってやって37℃程度まで気温は下がりましたが「抑制」状態を解除するまでには至りませんでした。出力が4KWにまで戻ったのが精一杯でした。
(その後Vornadeの強力なサーキュレータで最大風量で冷却してやると「抑制」状態が全く発生しなくなりました。最大出力の5.5KWまで出るようになりました。やはりパワーコンディショナーでは冷却が非常に重要で、たぶんオムロンのOEMだとは思いますが、京セラ製の我が家のものは室内設置を前提にしているにもかかわらず強制冷却ファンもないようで、設計の見積もりが甘いと言わざるを得ませんね。)
でも夏場は太陽光発電は本当に効果的だと感じました。一番暑い時に何の躊躇もなく冷房をどんどん使用しても電力会社から電気を購入することもなく、楽々自給できて、それどころか他の家庭の分まで供給できているのですから。少なくとも日中は、我が家と同じくらいの電力使用量の家庭3軒分の電力を発電していることになります。
国や地方自治体などがどんどん太陽光発電の導入を支援すれば、原発はもとより、輸入に頼っている石油、ガス、石炭などを大幅に減らすこともできるでしょう。
利権に惑わされることなく大局的客観的な政策を期待したいですね。でも今までを見ると、ほとんど全て利権だけで動いてきているので期待薄ではありますが。
最近どんどん明らかになってきましたが、原発って廃炉や使用済み燃料の処置、様々な防災投資に莫大な資金が必要になるのですね。福島の事故処理はこれから長い間莫大な費用が必要になるでしょう。これらを全部先送りして計算に入れずに原発の電気は安いなどと国民を欺していたのですね。結局は税金などの電気料金とは違った名目で国民から徴収されることになるのです。
先に紹介した本ではないですが、本当に欺されないように気を付けないといけませんね。