私はそれほどの読書家ではないのですが、長期間活字を読まないと何となく落ち着きません。
かといって本を購入するとあっという間に家の中は本だらけに。
一冊一冊の本は小さいものですが、積もり積もるととんでもなく場所をとります。
そこでしばらく前からは本の購入は控えてもっぱら図書館を利用していました。
しかし図書館で借りられる期間はせいぜい2週間が限度、時間がある時は十分な期間ですが、たまたま忙しい時期にぶつかると長編や小難しい本はとても読み切れません。速読なんていう技術もありますが、私の場合はたくさん読みたいというよりはゆっくり味わって読みたいのです。
こんな問題を解決してくれそうな技術が電子ペーパー。
かなり昔から知られている技術ですが、ここ数年で飛躍的に進歩し、性能も価格も納得できるものになってきました。特に電気泳動方式を採用したE Ink製の電子ペーパーは、現在モノクロ表示のみとはいうものの、紙の表示に非常に近い状態を実現しています。
この最新版のKindleが7月28日に予約販売が開始されました。今回のKindleから日本語にも対応したということで7月31日に米アマゾン(www.amazon.com)に発注しました。
Free3G + Wi-Fi,6″Display,Graphiteで$189、送料や輸入料金も含めると合計$220.48です。幸か不幸か円高なので2万円前後で入手できそうです。
出荷開始は8月27日ということなので、早ければ8月中に、遅くとも9月はじめには入手できることでしょう。
昔読んだ古典、夏目漱石などを中心に既に青空文庫からダウンロードしてあります。手持ちの本もかなりPDF化してあるのでこれもKindleに入れてみようと思っています。用意万端整ったということで楽しみです。