私の住んでいる街は、多くの世帯で犬を飼っています。
歩道や公園が整備されていて、犬の散歩にとても適した環境であることも貢献しているのでしょう。
でも日本特有の犬種の偏りもあります。
トイプードル、ミニチュアダックス、チワワ、マルチーズ、シーズーなどの小型犬種が大多数です。
ケンタは大の犬好きで、出会う犬みんなと遊べるものと思い込んでいます。
ですから相手の気持ちはお構いなく、自分の1/10以下の小さな子にもずんずんと近づいていきます。
何しろ30kgを超える巨体ですから、怖がるのは当たり前です。
大抵飼い主さんが引いてしまいます。
でもね、ケンタは本当はもの凄く優しいのですけれどね。
特に小さい子には自分の身体を小さくするために伏せをして接します。
これに感激してくれる飼い主さんもいます。実は私もびっくりしたのです。
でも仕方ありませんね。飼い主さんが進んで近づけてくれる場合以外は避けるようにしています。
全く心配なく接することができるのは、何と言ってもやはり同一犬種のラブラドールです。
散歩コースのラブラドール地図は出来上がっていて、知らないラブラドールはいません。
現在14頭くらいでしょうか。
以前は更に7頭ほどいたのですが、高齢で亡くなってしまいました。
その後世帯の高齢化で、大型犬を飼う世帯が減少しているのでしょう。ケンタより若いラブラドールはナナちゃんしかいません。
でもラブラドールのお友達が出会うと盛り上がります。
何の心配もなく彼らの思うとおりに遊ばせることができますから。
みんな楽しくて仕方ないといった雰囲気です。
そして最近引っ越してきたカイザー君も仲間入りです。
ラブラドールが戯れている光景は本当に幸せが溢れていて心が癒されます。