2階の隠れ部屋のオーディオ環境は整いましたが、スピーカーを1階から取り上げてしまったため、1階で音楽を聴けない状態になってしまいました。
1階のオーディオ環境は既にアンプ、DENON PMA-1500RIIが10年前のもので、今となっては些か性能的に物足りないものとなっています。そこでスピーカーも新たに購入しなければならないこともあって全体をリニューアルすることにしました。
まずはスピーカーですが、トールボーイは確定で、今まで使っていたNS-515Fと同じ国産のヤマハの製品、NS-F700にしようかなと思っていたのですが、英国のスピーカーメーカー、Bowers & Wilkins(B&W)のトールボーイCM9の評判が非常に良かったので、一度は海外製品も試してみようと発注しました。
ところがタイミングが悪く、製品寿命が終わる時期で、製造中止販売中止となってしまい、代わりに新発売となった新しいシリーズ682S2を購入しました。
プリメインアンプは少しグレードアップすることにしました。B&Wのスピーカーに合わせて調整されているというMarantzの製品の中から、ミドルクラスのPM-14S1を選びました。そしてネットワークオーディオプレーヤーは最新型の、やはりMarantzのNA8005を購入しました。
Marantzで統一したのには理由があります。
NA8005とPM-14S1をリモートケーブルで接続すると、PM-14S1がネットワークに対応していないのにもかかわらず、ネットワークに対応したNA8005を介して、iPad、iPhone、iPod Touch上の専用アプリケーション、Marantz Remote Appからコントロールすることができるからです。
その実際はこんな感じです。
まずはRemote Appからスリープ状態のNA8005を起動します。
起動した画面からアンプをタップし、アンプのメニュー画面を表示させます。電源ONをタップすればスリープ状態だったアンプが起動します。
後はDLNAサーバーであるNASから目的の音楽ファイルを選択して再生するだけです。再生画面にはアンプの音量を調整するための+-ボタンがあり、それをタップすると0.5db刻みで音量を変えることができます。
NA7004は起動に非常に時間が掛かっていましたが、NA8005はあっという間に立ち上がってくれます。NA8005はスリープ状態がようやくまともになったためでしょうね。NA7004ではスリープと言っても電源オフとほとんど変わらない状態だったので起動に時間が掛かってしまうのだと思います。
肝心の音ですが、もう以前のシステムとは全く次元の違うものでした。当然ですよね。10年も経過しているし、グレードもアップしたのですから。
それにCDも非常に廉価に入手できるようになっています。海外のBOX版がふんだんに揃っています。以前の円高の時であればもっと手頃な値段で入手できていたのでしょうね。
最近入手したものはこんな感じです。
特にバッハの全集はCDが170枚もあり、一生掛かっても聴ききれないかもしれません。
ただ非常に寂しいのは国内でこのようなクラシックのCD BOXの企画がないことです。
経済一流文化(それに特に政治)三流では困るのですが、、、