散歩の効用

我が家には大切な家族であるラブラドールのケンタがいます。
そして毎日朝晩の散歩は欠かしません。まあよほどの荒れた天候でもない限りはという条件付きではありますが。
運動は運動器具を買い込んで自宅でしたり、ジムなどに通ってしようとするとなかなか長続きしませんが、日常の生活の中に組み込むことによって知らず知らずのうちに毎日続けることができます。犬の散歩はその典型例でしょう。
散歩が運動になるのであれば夫婦でした方が効率的。ということで我が家ではケンタの散歩はいつもママと一緒です。
これを見て夫婦仲が良いという噂もちらほらあるようですが、その真相は別として、二人が一度に運動ができるという合理的な理由があるのは確かです。
しかし同じ散歩といっても、運動になるかならないかはその内容によってずいぶん違ってきます。
現在世の中に知られているもっとも確からしい知識では、ウォーキングは単なる歩数をその運動の指標とするのではなく、所謂速歩がどの程度含まれているかが重要な指標となるのです。
速歩は筋肉や骨に適度な刺激を与えてその発達を促し、新陳代謝を活発にして身体機能を向上させ、様々な病気のリスクを低減させることが分かっています。
歩数を計測するには以前から様々な方式の万歩計なるものが普及していましたが、単なる歩数の計測ではあまり意味がありません。最近では3軸加速度センサーによって速歩を運動の強度として捉えることが可能になってそれを計測することができます。
運動の強度では中強度が重要な指針になります。
そこで我が家でもこの中強度を計測できる活動量計を使うことにしました。
選んだのはこれです。

2015122701.jpg

夫婦で同じ物を持つことにしました。
およそ3ヶ月間の実績は
私が歩数の平均が9,650歩、中強度の運動が32分で、ママはそれぞれ9,120歩、33分でした。

歩数は8,000歩、中強度の運動は20分が推奨される運動量らしいので我が家ではこの基準を楽々クリアしていることになります。
これもケンタのおかげです。
その他散歩には認知症予防の効果も期待されています。
特に散歩しながら尻取りをしたり、簡単な暗算をしたりするのが効果的なようで、これも時々取り入れて実行しています。
また、犬友との他愛ないおしゃべりも脳のトレーニングに最適なようで、散歩の効用は尽きることがないようです。
ということで皆さんも是非楽しい散歩を。

カテゴリー