SSD初導入

全くその気はなかったのですが、このところの連続したHDDのクラッシュに嫌気がさしてSSDを初めて導入することになりました。
一般的に、SSDの導入の動機はシステムの高速化だと思うのですが、私の場合には信頼性を求めてのことです。
長い間使っていたPCがクラッシュするほどがっかりすることはありません。
通常はバックアップソフトでシステムのバックアップはとっているのですが、それにしてもこれの復元にはそれなりの面倒が伴います。できるだけ回避したいと思うのが人情でしょう。
SSDは少し前までは高嶺の花でした。
しかし最近では1GB当たり100円程度までに低価格化が進んできて、少し奮発すれば何とか購入できるまでになっています。もちろん、タイの洪水でまだ高値が続いているとはいえ、HDDの1GB当たり数円という水準には遙かに及びませんが、、、
今回購入したのは Crucial 2.5インチ 内蔵型 SATA3.0対応 M4 SSDシリーズ 256GB CT256M4SSD2 という製品です。2.5インチですから3.5インチ用の変換マウンターが必要です。今回は将来性も考えて AINEX SSD/HDD変換マウンタ 2台用 HDM-13 を購入しました。

256GB SSDとそのマウンター

ところでCT256M4SSD2には、0309より古いファームウエアだと使用時間が5184時間を超えると反応しなくなるという深刻な不具合があることが知られています。もちろんファームウエアを自分でアップグレードすればよいのですが、いささか面倒です。これを考慮してできるだけ新しいバージョンのファームウエアの製品を購入しようと調べた結果、Amazonで販売されているものは現在、0309バージョンらしいことが分かりました。
早速購入したものを確認してみると写真のように0309バージョンでした。ホッとしました。

ファームウエア0309を確認

SSDをマウンターに取り付けるには付属のミリネジを使用します。3.5インチHDDのインチネジと間違えないようにしましょう。後はHDDと同じように、電源ケーブルとSATAケーブルを接続するだけです。

SSDをマウンターに取り付け

システムのバックアップにはParagon Backup & Recovery 2012 Freeというソフトを使っています。このソフトで作成した起動ディスクでPCを起動し、USB接続のHDDにバックアップしてあったPCのイメージファイルでSSD上にシステムを復元しました。何だかんだで2時間ほどかかったと思います。
でも無事に復元され、動作も極めて軽快になって蘇ったのは嬉しかったですね。
Windows エクスペリエンス インデックスのHDDの値が7.8になりました。
これでしばらくはシステムのクラッシュから遠ざかることができればありがたいのですが、、、