コーヒーの自家焙煎に挑戦!

先日ハワイからコナコーヒーを取り寄せました。
エクストラ・ファンシーグレードの実に見事な粒よりのコーヒー豆でした。
しかし焙煎済みのパッケージで、その上輸送に1週間以上を費やしたためか開封しても香りがせず、熱湯を注いでも全く泡立ちませんでした。味は本来のコナコーヒーの素晴らしさが全く失われていました。
コーヒーはやはり焙煎してからなるべく早く淹れるのが鉄則だと思い知らされたのでした。
そこで暇人の特権である余剰時間を活用して自家焙煎に挑戦しようと思い立ったのです。
色々調べてみたのですが、金網を使ったものが基本のようです。
しかしこれでは焙煎している間に豆から出る薄皮などの塵が辺り一面に飛び散るようで、後片付けが大変なのと、ママから苦情が出ることは必至なので諦めました。
更に探してみると、焙じ茶を作る焙烙に似た「いるいる」なる商品名の焙煎用の道具を発見しました。
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これにコーヒーの生豆を入れてガスコンロで数分間加熱すれば出来上がりです。
コーヒー豆の爆ぜる音がし出してから1分前後で「中煎り」程度に焙煎できると思います。
焙煎を終わらせる場合は、全体を傾けて取っ手の空洞になった穴からコーヒー豆を皿などに取り出せばオーケーです。相当に熱くなっているので触らないように気を付けましょう。
これであれば塵の発生は最小限に抑えられ、キッチンは汚れないと思います。
薄皮などの塵は焙煎が終わった豆を皿に移してから、外で団扇などで扇ぎながら飛ばしてやれば良いと思います。
今回は練習を兼ねて生豆はポピュラーなブラジルを選びました。
こんな具合に焙煎できました。
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ちょっとした焙煎時間の変化で微妙に焙煎具合が変わるのが面白いですね。
通常は焙煎してから1日くらいおいて淹れるのが良いそうなのですが、その日のうちに淹れても美味しく頂けました。
とにかく香りが素晴らしく、ムクムクととても良く泡立つのが気持ち良いです。
そして今まで飲んだことがないような芳醇な味わいで、感激しました。病み付きになりそうですね。
もう少し練習を重ねてコナコーヒーの焙煎にも挑戦しようと思っています。