大型化し高額になる一方のiPhoneに嫌気がさし、しばらくiPhoneの更新には興味を失っていたのですが、今年のiPhoneはようやくうなぎ登りだった価格が収まったので購入を検討していました。
視力が衰えてきたので少し大きい画面が欲しくなったことも動機の一つです。それにカメラの性能にも魅力を感じました。重い一眼レフを持ち歩くのは最近では億劫になってきました。動画の性能もずいぶん良くなったようです。
来年まで待てば5G対応になるのですが、5Gになったところでデータ通信容量が数GBでは全く意味がありません。無制限になって初めて5Gを生かせるのです。それまではまだまだ何年もかかるだろうということで今回購入することにしました。
今までのiPhone 7は4.7インチでしたが、今回のiPhone 11は6.1インチ。大きさが全然違います。したがって保護ケース、保護フィルム、携帯するためのベルトケースを買い換えなければなりません。Amazonでは得体の知れないメーカー製品が多いので国産品をヨドバシカメラやサンワサプライで探しました。
選んだものは以下のものです。


いよいよiPhone 11本体の登場です。128GBのBlackを選びました。Apple Storeで9月21日に注文しました。配送予定日は29日です。でも25日に届きました。いつもの梱包、そしていつもの付属品です。
iPhone 7に比べてひとまわり大きいですが、ディプレイサイズの割には意外に小さいです。ディスプレイが本体に占める割合が大幅に増加したためですね。

まずはiPhone 7からiPhone 11へのデータや設定の移行です。これは最近随分楽になりました。iOS12.4以降であればiCloudやMacからのバックアップの復元だけでなく、本体同士で直接転送できるようになったのです。
電源を入れた状態でiPhone 7とiPhone 11を近づけるとそれぞれこんな画面に変わります。
ここでiPhone 7の「続ける」というボタンを押せば、iPhone 11の画面に青い無数のドットがもやもやと動き回る円形状のイメージが表示されるので、iPhone 7の丸い領域にそのイメージを入れるとiPhone 11でiPhone 7のパスコードを入れる画面に変わるので入力し、画面に従って進めていけばやがてデータ転送が始まります。私の場合は約35分かかりました。
設定やデータの転送が終わるとインストールされているアプリのダウンロードが始まりそれが終わると一段落です。大量のデータのダウンロードになるので、必ずWi-Fi環境下で実施しましょう。
それからモバイルSuicaは自動では転送されないのでiPhone 7のWalletアプリで削除し、改めてiPhone 11で追加すれば復元されます。
最後にSIMカードの入れ替えです。SIMカードの取り外しは必ずiPhoneの電源を切ってから行いましょう。私はiijmioのSIMカードを使っていますが、iPhone 7からiPhone 11に差し替えただけで自動的に設定が完了しました。
それからApple Watchとのペアリングもやり直しになります。
これには非常に時間がかかるので覚悟が必要です。途中で止めようかなと思ってしまうほどでした。
とりあえず使えるところまでは簡単にセットアップしましたが、カメラなどの実力のほどは全く試していないのでおいおい紹介していくつもりです。
だいぶ古い機種からの変更ということもあったのでしょうが、とにかく動作が非常に軽快になりました。バッテリーの減り方も緩やかな気がします。
一番戸惑ったのはホームボタンがなくなったこと。でも下からスワイプなどの動作を覚えればすぐに慣れます。電源オフも左右側面のボタンの同時押しに変更になったことも最初は分かりませんでした。でも全て慣れですね。
今回は速報ということで簡単に紹介しました。
写真撮影例
ポートレートモードで撮ると背景がボケます。もちろん一眼レフの本格的なカメラでの撮影にはとても及びませんが大したものです。
超広角が加わりました。凄いですね。風景撮影や集合写真では威力を発揮しそうです。