国民裁判 - 民主主義における国民主権の証明

予想通り柳瀬氏の参考人招致は、国民を小馬鹿にした嘘とごまかしの答弁に終始しました。あまりの不誠実さに愛媛県知事も怒りをあらわにしています

与党もひどいものですね。国民に真実を明らかにするという意思は全くなく、隠そうとする強い意志だけが感じられた茶番でした。

状況は変わらず、安倍政権の見苦しいあがきが続いています。もう1年以上になるでしょうか。次々と出てくる物証に対して、安倍政権側は言葉で嘘に嘘を重ね否定するだけ。
こんなパターンが延々と国会で続いているのです。

もしこれがまともな裁判であるのなら、とうに判決が降りて安倍政権に有罪が言い渡されているでしょう。証拠に対して言葉だけの否定など通用するはずがないのですから。

今の状況下で、裁判の判決に対応するのは国民の審判です。国民が陪審員、裁判員なのです。判決は一つには内閣支持率、もう一つは選挙です。早くこれで白黒をつけない限り、恥を知らず責任も取らないこの政権は絶対に辞めないようですからきりがありません。国民がNO!を突きつけて交代させる以外に方法はないのです。国民主権、民主主義とはそういうものです。それができないようであれば、この国は民主主義国家ではなく腐敗した独裁国家ということになるでしょう。

国会は誰のためにあるのか?
当然主権者である国民のための重要な施策を決定する大切な場です。しかもそのために1日3〜4億円もの税金が使われているのです。
それを、自身の身を守るためだけに虚偽の答弁で延々と引き伸ばし、無駄に時間を浪費させているのです。まさに国の私物化に他なりません。このままでは日本は世界の笑い者です。

あの北朝鮮の金正恩氏にも言われてしまいました。
拉致問題に関して、「韓国やアメリカなど、周りばかりが言ってきているが、なぜ日本は、直接言ってこないのか」
驚くべきことに安倍政権下の5年間に北朝鮮に拉致に関して直接何も働きかけていなかった事実が暴露されたのです。あれほど宣伝に使っていた『最重要課題』と位置付ける拉致問題への取り組みの実態がこれだったのですからあらゆる政策の中身は推して知るべしでしょう。

今になっても安倍政権の正体について国民が気付かないのであれば、この国には民主主義は合わないということなのでしょう。何も考えず専制君主にただ隷従するだけの生活がふさわしいのでしょう。まさに「自由からの逃走」が日本国民の選択ということになります。そうであるのならば、もはやいうべき言葉もありません。