我が家はこの地に転居してからずっとケーブルテレビでした。アンテナを立てる煩わしさもなく、月々1,270円で特に不自由を感じることなく過ごしてきました。
しかし世の中はどんどん進歩するものです。地デジやBS等の衛星デジタル放送が当たり前になってきました。
我が家では元々テレビを見ることが少なかったので、あまり関心がなかったのですが、NHKのBS等ではかなり魅力的な番組が放送されています。地デジはそのままケーブルテレビでも見られるのですが、将来BSを視聴するようになるかもしれません。そうすると現状のケーブルテレビでは、BSはBSトランスモジュレーション方式で伝送されているため、BSデジタル放送を受信するためにはテレビ毎にSTBを設置しなければなりません。しかもそれぞれにかなりの料金が設定されているため非常に敷居が高いのです。
一方、フレッツテレビでは、光ファイバーにアンテナでキャッチした時と同じ信号がそのまま伝送されているので、デジタルテレビのチューナーで受信でき、分配器で分けてやれば、複数のテレビでもそのまま視聴が可能です。しかも月々の料金が安い。683円です。幸い我が家は既にBフレッツ ニューファミリータイプに契約済みで、これでは乗り換えない理由はありません。
それに今はキャンペーン中で、月々の利用料が6ヶ月間無料で、フレッツ光メンバーズクラブに入会していれば8000ポイントがサービスされます。
ということで12月9日に工事してもらうことにしました。
我が家では光ケーブルは1階の書斎に引き込まれていて、そこに光回線終端装置(ONU)が設置してあります。
今回フレッツテレビを導入するに当り、この光回線終端装置をフレッツテレビに対応した新しい装置に交換する必要がありました。それがこれ。
今までのものに比べて一回り小さくなっています。
最初はルーターと一体になったものかと思っていましたが、光電話を使わない場合にはこれで良いそうです。逆に安心しました。ルーターが変わると設定をやり直さなければならないので面倒だからです。
工事は実に簡単で、電柱に登っている相方と携帯で連絡を取り合いながら、回線をフレッツ 光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプ に切り替えるだけです。スピードのチェックをしたところ、94Mbps出ていました。上々でしょう。30分程度で終了しました。
次はテレビの接続工事です。これは別の工事会社が担当しているそうです。
我が家のテレビ分配器は2階の納戸の天井にあります。7分配とだいぶ多目で、信号の減衰がどの程度になるかちょっと心配です。この分配器の入力を、現在のケーブルテレビから、フレッツテレビに変更する必要があります。
それにはまず光回線終端装置から出ているテレビ信号を、書斎のテレビコネクターから入力して、2階の分配器の入力端子につなぎ替えてやらなければなりません。
このため、書斎の壁からテレビコンセントを外して入力用に加工し、そこに信号発生器を取り付けて2階の分配器の所に行き、どの線が書斎につながっているかをこの信号を頼りに探し出して分配器の入力端子につけ直しました。
これで完了です。1時間程度でしょうか。
本来でしたら分配された7つのテレビ端子の出力を測定してくれるのですが、全部の部屋に作業者を通すのには抵抗があったので、2カ所の測定で済ませました。
地デジとBSは何とか十分な強度を確保できましたが、CSは危ないかもしれません。まあCSは使わないでしょうから我が家では問題ないですね。実際のテレビでも確認しましたが、地デジとBSは全く問題なく映っていました。
工事代金はNTT分も含めて合計で3万円ほどです。
パラボラアンテナをつけたり、外から同軸ケーブルを引き込んだりという煩わしさから解放され、すっきりしました。いざとなればケーブルテレビも再開できるように休止状態(毎月の料金は不要)にしてあります。
まだこのサービスは限られた地域しか対応していないようですが、いずれ全国に広がるでしょう。お勧めです。
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うらやましいです・・・
拙宅は、北陸のフレッツテレビ未対応地域ですので、
ケーブルテレビにて、STBレンタル(2機)ブルレイレコ録画対応のため
パラボラも、あとから設置しました。
パラボナですと、天候によって受信状態不良になるため
STBレンタルも、解約してませんので
フレッツテレビは、大変羨ましく思います。
フレッツテレビでしたら、天候もブルレコ録画も問題なくなるのですが
NTTも、地元ケーブルテレビに遠慮して対応しないのでしょうか。