2週間ほど前になるでしょうか?いつものように散歩の後、ママがバスルームでケンタの身体を拭いている時でした。突然ケンタが「キャン!」と悲鳴を上げたのです。
バスルームから、低い姿勢で逃げるように早足でリビングルームのケージに飛び込んだまま、動かなくなってしまいました。
それ以降は、ドッグフードも水も、自分から進んで食べたり飲んだりしようとしなくなりました。あれほど食いしん坊のケンタがですよ。もちろんビスケットや果物のデザートで呼び出そうとしても全く動く気配がありません。
傍に持って行けばガツガツと、しかもビクビクと食べるのです。どうやら非常に怖がっているような仕草です。
きっと大変な痛みがどこからともなく突然襲ってきたので、天罰のように感じているのでしょう。
それほどの痛みが生じたということです。猛烈に心配になりました。
とにかく全く動けないし、動かすとまた激痛が生じるかもしれないので、掛かり付けの獣医さんに往診に来て頂きました。
当初は有名な股関節形成不全を心配しましたが、診察の結果、どうやらそれはなさそうです。
たぶん一時的な捻挫ではないかと思われます。
痛み止めを3日分処方して頂いて様子を見ることにしました。
最初の日はとにかくリビングのケージから動かないので、その横のソファーでママが一晩添い寝をしました。
結局3日間ほどは非常に大人しいケンタでした。でも不思議なことに、家の外に出るといつもとほとんど変わらず元気に歩くのです。私を引っ張ったりもしました。家の中にいる時だけビクビクしていたのです。
きっと家の中ではまたあの激痛が襲ってくるのではないかと恐れていたのでしょう。
4日目以降はやっといつもの元気で活発なケンタに戻りましたが、3日間の過保護状態ですっかり甘えん坊になってしまいました。
今ではすっかり元通りです。
しかしこんなことがあったのでケンタの体重を何とか減らさないといけないようですね。
今までも体重を減らそうとドッグフードの量を減らしてみたのですが、ビタミンA反応性皮膚炎のような、胸や脚の一部の皮膚が赤くなり、脱毛の症状が見られたので断念しました。肥満犬用のフードに替える必要がありそうです。
先日動物病院にフィラリアの検診にいった時に、初めて正確に体重を計ることができたのですが、何と33.8kgでした。今までは診察台の上に秒の単位しか乗っていてくれなかったので、正確な体重が計れずアバウトだったのです。それにしてもショックでした。メーカー推奨のドッグフード量400g/日よりもかなり少ない、340gを与えているのに・・・
ちなみにケンタのドッグフードは、ナチュラルチョイスのアダルト ラージブリード ラム&ライスです。アレルギーが出るのでチキンは駄目なのです。今のフードが終わったらラム&ライスのライトに替えてみようと思います。