温暖化の影響が急速に身近に感じられるようになってきた。今年の春も異常に早く、駆け足でやってきた。
我が家の狭い庭でもそこかしこで春の息吹を感じられる毎日だ。
最も早く咲き出した花がスイセン、もう萎み始めた。そしてチューリップ。

シャクヤクも動き始めた。我が家で最も豪華に咲き勢いがある白いシャクヤクは、もう葉まではっきりしてきた。真っ赤なシャクヤクも後を追う。残りの二つは、芽がわずかに地表から顔を出し始めたがまだ少し遅れ気味。

バラも出番を待っている。ピンクストリームとダービーの新芽が力強い。

遅れをとるまいと逞しい顔を覗かせたのはギボウシ。

モッコウバラやハナミズキも準備完了。

昨年挿木したばかりの、寒い冬を耐え抜いた幼いアジサイが元気に葉を広げ、その隣では兄貴分のアジサイたちが勢いを増してきた。

寒い季節に彩りを与えてくれた花たちが、有終の美を競い合っている。

柿やブルーベリーなど、花より団子のグループもいよいよ出番だ。

そしていよいよ今年の家庭菜園が始動。その第一陣は寒い年を越えたサヤエンドウだ。

もう少しすれば我が家の庭は春で溢れかえることだろう。
そうなれば、春眠暁を覚えずなどと言ってはいられない。きっと朝早くから庭に出て庭仕事に余念がないことだろう。楽しみな季節がやってきた。