太陽光発電6年6ヶ月目の実績

3月13日から4月12日までの実績が出ました。

総発電量は781KWh、買電は278KWh、売電は561KWhでした。

電力購入代金は7,900円、売却代金は23,562円で、電気代としては15,662円の黒字になりました。ガス代は6,966円です。光熱費トータルでは8,696円の黒字になりました。

日射が強くなってきました。多少曇っていてもそれなりに発電してくれます。日も長くなったことも発電量の増加に貢献してくれます。
Looop電気に変更したことで変に電気料金が上がることもなくなり、昼夜関係なく電気を自由に利用できるのが楽ですね。時間帯によって電気料金が変わるのはあまり我が家には適していないようです。

また国は異常なことを仕出かしてくれましたね。
なんと、温暖化対策として国連に「原発推進」の戦略案を提出すると言うのです。

凄いとしか言いようがありません。
最近、世界で唯一の原爆被爆国でありながら核兵器禁止条約に参加しないことを表明し世界を驚かせたばかりなのに、今度は世界最悪の原発事故を起こした国であるにもかかわらず「原発推進」を主張するのですから、世界は日本を異様な国と見ていることでしょう。
かつては世界に信頼され、尊敬さえされていた状況とは様変わりで、今では日本は平気で嘘をつく信用できない国と認識されているのではないでしょうか?

安倍政権になって以来、日本は世界の進歩から全く取り残されています。安倍政権は戦後レジュームからの脱却と称して、戦後初めて実現した本格的な民主主義体制を再び捨てて、むしろ昔に戻ろうと退歩する方向に舵を切ったのですから当然の結果です。憲法を改正して、明治時代のように個人の権利よりも国に個人が尽くす体制をつくろうとしているのですから世界から取り残されるのも当たり前のことです。

経済も衰退し、科学技術もどんどん遅れて、今やアジアの中でも三流国家の仲間入りしそうです。
かつては世界の企業番付で10位以内に何社も日本企業が名を連ねていたのに、今や全く姿を消しました。国民はどんどん貧しくなり、国民一人当たりのGDPは先進国の中で日本は最下位です。労働生産性も最下位、最低賃金も最下位、これでは消費が増えるはずがありません。
何しろ先進国の中で日本だけが実質賃金がマイナス成長しているのです。
大企業が優遇され、一部の富裕層が必要以上に富を蓄積する一方で、多くの国民に分配されない政策が続いているために消費がとことん冷え込んでしまっているのです。

早くまともな国に戻さないと、日本は取り返しのつかない没落の道を辿り、先人の苦労で築いてきた先進国の地位から一挙に発展途上国に転落することになるでしょう。いや、国民が気づいていない、あるいは気づかされていないだけで、もはや先進国ではなくなっているのです。

この流れを変えるチャンスは何度もありました。
それは選挙です。
しかし国民はそのチャンスをみすみす逃してきました。
その結果が今日の日本の危機的状況なのです。
日本国民は本当の意味での国民主権の意味を全く理解していません。
このままでは日本はまた、個人は自分自身の意思を持たず単に国のために奉仕する駒に過ぎないという全体主義国家に逆戻りしてしまうかもしれません。