ちょっとした合間にツイッターを何気なく見ていたら、津田大介さんがとても衝撃的な事実を紹介していらっしゃいました。
「Yahoo!」は多くの人々が見る代表的なポータルサイト。
多くの人々はここでニュースに接することが日常的でしょう。ここで人々が最も興味があることを掲載するのが「トップニュース」です。
ある一週間、この「トップニュース」のカテゴリーをアメリカ、イギリス、日本で比べてみた記事があります。
【アメリカ】
世界のニュース:24%
自国のニュース:65%
スポーツニュース:7%
芸能ニュース:3%
その他:1%
【イギリス】
世界のニュース:22%
自国のニュース:51%
スポーツニュース:15%
芸能ニュース:12%
その他:0%
【日本】
世界のニュース:17%
自国のニュース:38%
スポーツニュース:9%
芸能ニュース:35%
その他:1%
日本の芸能ニュースの割合が抜きん出ていることが分かります。
津田さんによるとこれでも日本の担当者は相当に頑張って世界や自国のニュースを取り上げたのだそうですが、その結果がこれ!現実は芸能ニュースに対する関心は70%程度になるのではないでしょうか?
テレビを見れば宜なるかなと思わざるを得ませんね。
民主主義国家を標榜する日本の実情はどんなものでしょう?
2014年に行った国民調査によると「個人の力では政府の決定に影響を与えられない」と思っている若者の数は60%以上だそうです。
そう、人民主権、民主主義を全く理解していないことが分かりますよね。
「お上の言うことには逆らえない」「長い物には巻かれろ」、要するに今の日本は精神面では封建時代と何も変わっていないのです。
21世紀にもなって絶望的に民主主義から遠い意識を持った国民からなる似非民主主義国家、それが日本なのです。