毎年、春の美しさには心を癒され、命の輝きと大切さを再確認しています。
小さな我が家の庭でも、次々に芽吹き開花する草花に、春の命の宴の一端を十分に感じとることができます。
かつてのジュンの「ボクの庭」が、今はそのままケンタの「ボクの庭」になり、変わらぬ癒しを与えてくれています。
ジュンの頃に比べるとヤマボウシも大きく成長して枝を伸ばし、絶好の木陰を提供してくれています。
俊敏で、飛んでいる蝉や素早く走るトカゲも難なく捕らえたジュンとは違って、まるで運動音痴のケンタは、チョウチョにさえも翻弄されていました。
「ボクの庭」で心行くまで遊んだ後は、お気に入りの椅子でお休みです。
そんな何気ない日常が、かけがえのないものであることをあの震災は教えてくれました。
ジュンにも「ボクの庭」のバラの香りをプレゼントしました。