太陽光発電5年11ヶ月目の実績

8月13日から9月12日までの実績が出ました。
総発電量は774KWh、買電は268KWh、売電は505KWhでした。
電力購入代金は8,304円、売却代金は21,210円で、電気代としては12,906円の黒字になりました。ガス代は2,592円です。
光熱費トータルでは10,314円の黒字になりました。

記録的な猛暑になりましたが我が家では思う存分エアコンを稼働してもほとんど太陽光発電で賄えましたので、消費電力はかなり少なく抑えることができました。微力ながら電力需給逼迫の回避に貢献できたと思います。

一方北海道の大地震では、全道ブラックアウトという前代未聞の事態が発生しましたが、これは大出力の火力発電所の出力が断たれたことが原因のようです。
日本の電力システムは、例えば原発のように、大出力の発電所への依存度が高く、分散化が進んでいません。したがって一度その大出力の発電所にトラブルが発生し出力がゼロになると、途端に広域の電力供給が絶たれる事態に陥りやすくなっています。危機に対して極めて脆弱な状態にあると言えるでしょう。

以前にも言及したと思いますが、ライフラインに急所を作ってはいけません。小さな出力の発電所を網目のように張り巡らせた電力ネットワークを構築すべきです。
日本の電力行政は原発に束縛され健全に進化することができない状態です。このままでは世界から大きく遅れることになるでしょう。世界有数の地震大国でありながら危機意識が欠如した電力行政にはただ呆れるばかりです。

国民もボーとしているだけではいけません。国民が行政を変えられる唯一の機会である国政選挙の時には、こういう点もきちんと考慮して投票しましょう。