暖かさに誘われて、、、

今まで窓から眺めるだけだった庭を、久々に外に出て歩いてみたら色々なところに春の胎動が。

シャクヤクの芽がこんなにも土から顔を出していました。
ハナミズキもそろそろ開花の準備
モッコウバラもこんな調子。もう直ぐですね。

ベリー類はまだまだのようです。

今までは1,2個しか収穫できなかった鉢植えのキンカンも、今年は少しは楽しめそうです。しかし嬉しいことだけではありません。
暖かくなるにつれて何より元気に芽吹くのが雑草です。

特に芝生の雑草はガーデニング最大の疫病神。庭仕事の大部分の時間を奪われてしまいます。除草剤で一挙にという誘惑に駆られます。

除草剤も多種類発売されていますが、特にモンサントの除草剤「ラウンドアップ」に含まれる「グリホサート」は強い発癌性を持っていることが明らかになり大問題になっています。従って世界ではこれを規制する動きが急速に進んでいます。怖くて使う気になりませんよね。

しかし日本では全く様子が異なります。
厚生労働省はグリホサートの大幅規制緩和を進めているのです。更に枯葉剤で悪名高い農薬の主成分、2,4-Dの大幅規制緩和の検討も進めているのです。
これほど重大なことが進行しているのに、不思議なことに日本のメディアは沈黙しています。何故なのでしょう?
今までも海外ではいち早く大々的に伝えられている警告などが日本ではなかなか伝えられず、手遅れになって多くの人が犠牲になったという事例には枚挙にいとまがありません。

日本ではどうやら国民の命よりも業界の利益が優先されるようで、ノホホンと国の言うことだけを聞いていると大変なことになりかねません。
アンテナを常に海外にも張り巡らせて自衛することが必要です。

ガーデニングの話題からいきなり脱線してしまいました。
でも春は心浮き立つ季節ですね。スギ花粉には悩まされますが、これから次々に展開する自然の美しさを思う存分楽しもうと思います。